【構造力学と自己啓発】アファメーションは意味がない。
人生をもっと良くしたいと思い、色々な本を読んできている。
その中で、自己啓発やアファメーション(自分自身への言葉掛け)の本も読んだことがある。
しかし、最近取り組んでいる以下の本たち
- 自意識と創り出す思考
(ロバート・フリッツ/ウェイン・S・アンダーセン著) - your life as art 自分の人生を創り出すレッスン
(ロバート・フリッツ著) - お金から自由になる人生の設計書(前田英志著)
- 学習する組織
(ピーター・M・センゲ著)
これらは、よくある自己啓発系とは全く違った感じだ。
今回は主に、ロバート・フリッツさんの著作について書いていく。
- どう違うのか
- なぜアファメーション(自分に語り掛ける言葉)は意味がないのか?
- 【構造力学】人生を創りだす方法は?
のざっくりしたまとめだ。
どう違うのか?
よくある自己啓発の本は、もっとキラキラしている。
メッセージの内容は
「現実は思考から生まれる。思考を変えれば人生を変えられる」
というもの。
良い事が書いてあって、感動する感じ。
「自分の人生はよくできるんだ!」とわくわくしてくる。
この本は、違う。
メッセージの内容は
「自分をどう思うかなどどうでもいい」
「人生の構造こそが成功の度合いを決定する」
というもの。
もっと、勉強チックで「ガチじゃん」という内容。
なので、いい言葉とかで感動はしないし
「今、なんていったんだ?何の話をしているんだ?」と
集中して聞いていないと話を見失ってしまう。
なぜアファメーションは意味がないのか?
はっきり言ってしまえば
嘘だと自分でわかってしまうから
とのことだった。
ポジティブに考えたところで、現実は変わらないと潜在意識は知っていて
「成功する自信がないから、『成功できる!』と言い聞かせているんだ」
とネガティブなメッセージに化けてしまうとのことだった。
成功への道は自分の思考と態度をコントロールすることで開かれるという。
そうすることで見返りとして想像を絶する富と成功と幸せが得られるというのだ。
一見よさそうに見える。が、それほど良くないのは、ポジティブ思考がたいていの人たちが大事にしている深い価値観と対立してしまうことだ。
例えば、正直や真実といった価値観である。
~中略~
社会心理学者のガブリエル・エッティンゲンとドリス・マイヤーは、ポジティブ思考の学生とそうでない学生ではどんな違いが生じるかについて研究した。
わかってきたのは、「ポジティブ思考」の学生は就職活動の量が少なく、得られた内定も少なく、結果的には収入も少ないという事実だった。
自意識と創り出す思考 (ロバート・フリッツ、ウェイン・S・アンダーセン著)
【構造力学】人生を創りだす方法は?
構造って何?
「この建物の構造、どうなってるのかな?」という文章以外に
構造という言葉を使うことはあんまりない。(少なくとも自分はそう)
著者の言う「構造の原理」はこんな感じらしい。
互いに影響を与え合う「複数の部分」
からなる「単一の事物」
自意識と創り出す思考(ロバート・フリッツ著)
椅子とか、パソコンとかがそう。
部品とかねじとかが組み合わさってできている、一つのもの。
この構造は、それぞれが支えあってできている。
だから、パソコンの回路が一本ショートすると、使えなくなる。
構造が働くのは、「緊張が解消に向かうから」
そして構造がどうして機能するか?といえば
「緊張は解消に向かう(構造は均衡に向かう)」
からだそうだ。
お湯と冷水を混ぜるとぬるくなる、みたいな。
色んな所に構造がある
ここからが、面白い。
あんまり考えたことが無い部分だった。
小説とか、映画とかにも構造があるというのだ。
構造を発見し、変えていく
構造を発見する練習をつみ重ねていけば
自分の人生の中にも、構造がある事がわかってくる。
発見して見つめて
「この構造は成功と前進を支えるものなのか。それとも成功を反転させてしまうものなのか」
と質問し、必要なら変えていく。
そうすることで、人生を変えられるとのことだった。
まとめ
はっきり言って、まだ腹落ちしていない。
でも、面白い。
3年くらいかけて読んでいけば、実際に使えるようになれるかな(笑)
習慣とかと比べると、もっと根本的で
だから、「こうすればいいのか!」とすぐにわかる感じでもないのかもしれない。
コツコツ読み進めていこう。